手足口病は幼児期から5〜6歳を中心に初夏から秋にかけて集団発生することが多いウイルス性発疹病です。
潜伏期間は3〜7日で発熱は37℃台の軽度が多いです。手のひらや甲、指、手首、前腕、肘、足の指、甲、膝に半米粒〜米粒大の淡紫色で、周囲が赤く、少し盛り上がった水疱様の発疹が生じます。同時に口の中(のどや頬の裏)にも見られ、口内炎となり疼痛を伴うことがあります。中にはおしりに発疹が出ることもあります。
原因ウイルスは主なものだけでもコクサッキーウイルス群、エンテロウイルス群があります。1回感染すればその時にできた抗体がその後の感染も大方は防いでくれると言われています。
特別な治療はないですがトローチや口内炎治療薬を使用して痛みを和らげてあげるのも一つの方法です。わが国では、発疹が黒くなるまで、登園・登校禁止としております。
院長: 内藤茂樹(医学博士、日本小児科学会東京都地方会)
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